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工場訪問記

汐見木材では桧と杉の一部は現在でも製造していますが、ここ数年で様々なメーカーさんの製品を取り扱うようになりました。
そこで「サイトをご覧の皆様へ」でもご案内しているように、フローリングを作る事を知っている、製造販売会社である事に恥じる事の無い様、自社製品はもとより、仕入れ商品であっても、「品質の安定と供給の安定」を第一に考えております。
品質の安定においては、国内はもとより海外であっても製品の製造工場まで、足を運びそれらの製品ができる過程等を作り手としての目線で確認し、信頼の置ける工場の製品のみを厳選するよう心がけております。
この「工場訪問記」では、これまでに訪問した工場やこれから訪問する工場の訪問記を掲載していきます。
伊勢神宮 山田工作所訪問記
今年(平成18年)5月5日に伊勢神宮の「第62回伊勢神宮式年遷宮お木曳き」行事に参加する機会があり、その特別オプションプランで宇治山田にある伊勢神宮の御用材を全て加工している山田工作所を見学することができました。
第62回伊勢神宮式年遷宮お木曳き第62回伊勢神宮式年遷宮お木曳き第62回伊勢神宮式年遷宮お木曳き
最初に「伊勢神宮式年遷宮お木曳き」について説明します。
『伊勢神宮は、20年に一度内宮外宮の御社殿や神宝をはじめとする一切を一新して大御神の新殿へのお遷り仰ぐ式年遷宮が行われ、御遷宮の御用材は木曽の山から伐り出され伊勢に運ばれます。御用材を内宮外宮まで約1km奉曳することをお木曳き行事と言います。』
お木曳き行事参加案内より
そう言えば、小学校の修学旅行で伊勢神宮に行ったときに、バスガイドさんが「20年ごとにお宮を新しくする」と言っていたことを思い出しました。(笑)
62回目の式年遷宮の本番は平成25年なのですが、昨年から色々な行事が執り行われているようで、今回参加したのはお木曳行事の一般曳。昔は旧神領民である伊勢市民しか参加できなかったのですが、第60回(昭和48年)からは、前日に二見岩(夫婦岩)にある浜参宮(興玉神社)でお払いを受ければ、一日神領民として参加できるようになり、今回はその一番車だったそうです。
貯木のための人工の堀
写真上:丸太を普通に水面に浮かせて置くと沈んだ部分はいつまでも生木のままですが、浮面から上は月日が経つと腐食等が進むので、ここでは貴重な良材丸太を保護するために、重石で押さえて水没させていました。
(注 :この堀は並材堀なので水没させていません。ただし、並材といっても我々からすれば立派な良材なのですが…)
前置きが長くなりましたが、今回のお木曳き行事への参加のきっかけは、普段は一般に公開されない山田工作所の見学ができるというツアーのオプションに大きな興味を持ったためです。
この山田工作所には、伊勢神宮の御用材を全て加工するために、通常15名程の宮大工さんがいますが、式年遷宮の本番に近づくと50名以上も集まるそうです。
広大な土地 (説明を受けたのですが、山林も含めた数字だったので余りにも大きすぎて忘れてしまいました…) に、貯木場の堀がいくつもあるのは、ある意味当然ですが、内陸で貯木のために人工の堀が作られていることには驚きました。まさにここは1300年前から続く木材工業団地のようで、何でも揃っていました。しかもその堀での管理は、貴重な良材丸太を保護するために、テトラポット等の巨大なコンクリートブロックで丸太を完全に水没させるための押さえ込みをする程の念の入れようです。
達筆な文で書き込まれた木取り図達筆な文で書き込まれた木取り図(拡大)
堀の端には丸太を引き上げて製材のできる製材所があります。木造の古い建物なのですが、宮大工さん達が作業するとあって掃除が行き届いていました。その製材所に置かれている木曽ヒノキの良材丸太は、年輪がきれいに見えるように両木口が切り落とされ、どこに使われる材であるかの木取り図が一本一本に墨と筆(しかも達筆な文字)で書き込まれています。その後、板や角材・八角などに製材され、自然乾燥させるための乾燥倉庫に保管されます。そのうちの一棟だけを見せてもらいましたが、その良材の量に一同驚きを隠せませんでした。この倉庫で感じたことは、もちろん木曽ヒノキの香りもありましたが、この日は5月とはいえ大変暑くムシムシとした日だったにも関わらず、倉庫内は木材の調湿効果もあり非常に涼しく、いつまでもその場を離れたくないほど居心地が良かったことです。
山田工作所山田工作所山田工作所

この日はお木曳き行事の前日とあって、宮大工さんたちの実作業を見ることができず残念でした。
商売とは関係のない工場見学でしたが、木材を商いとしている私にとって、木に関わる日本の伝統文化に触れる貴重な体験ができ、感慨深いものがありました。

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今後、桧フローリング工場(九州)

中国のピーリング工場

北欧の欧州赤松等のフローリング・ピーリング工場等の訪問記を随時アップさせていただきます。

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